ITマーケティングNews vol.28
中小企業のホームページ活用実態は?独自の調査結果を大公開!
総務省の通信利用動向調査では、企業のホームページ開設率は9割という結果が出ています。ただし、これは従業員100人以上の企業を対象とした調査であり、中小企業の実態に即しているとは言えません。そこで、当社が独自に実施した中小企業経営者3500名のアンケート結果から、中小企業のホームページ活用実態を大公開いたします!
■ ホームページ開設率はどのくらい?
ホームページの開設状況を聞いたところ、「開設している」と回答した割合は48%。医療業、介護・福祉業、サービス業では6割を超えていましたが、中小企業全体ではまだまだ活用が進んでいないことが明らかになりました。しかし、検討中の企業も含めると、ホームページの開設率は今後さらに伸びそうです。
■ ホームページの実際の効果は?
ホームページ未開設の企業の中には、費用対効果が分からないなどの理由から開設に踏み切れないケースもあるのではないでしょうか?
そこで、実際にホームページを開設している企業の経営者に、その効果を聞いてみました。
最も多く挙がったのは、「問合せの増加」で48%。「新規顧客の獲得」「認知度アップ」「イメージアップ」も3割以上が選択し、何らかのプラス効果を実感している経営者が多いようです。
また、最近では「求人」や「商品の販売」にもホームページが力を発揮するようになりました。
最も費用対効果が高い広告・広報活動をたずねると、圧倒的トップになるほど今やホームページは中小企業にとって重要な広報ツールとなっています。
■ ホームページの開設にかかる費用は?
ホームページの開設を検討する際、まず気になるのが費用でしょう。費用はホームページの作成・運用方法によって大きく変わります。
中小企業の33%は作成・運用を外注していますが、
どちらも外注した場合、当然のことながら費用がかかります。一方、自社で作成すれば、費用はかなり抑えられます。実際にかかっている費用を比べると、自社で作成・運用している企業では、作成費用は4分の1以下、1年間の維持・運用費用は3分の1以下です!
近年、専門知識がなくても簡単にホームページを作成できるツールが登場し、自社での作成・運用も容易になりました。デザインにとことんこだわりたい等、特別な希望がない限り、まずは自社作成したホームページで運用を始めてみてはいかがでしょうか。
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(構成 / アイ・モバイル ITマーケティング研究所)
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