ITマーケティングNews vol.41

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2024年最新の採用市場動向とおすすめの採用方法

厚生労働省が発表する有効求人倍率は、2019年は1.60倍と高い水準であったにもかかわらずその後2020年から徐々にコロナ禍の影響を受け、2020年平均は1.18倍と0.42ポイント低下しました。
しかしその後、経済活動の回復などを背景に昨年2023年の有効求人倍率は2年連続で上昇、1.31倍となりました。
このように経済活動が活発化する中で再び課題となってきたのが「人材採用」です。これまでとは異なり、コロナ禍を経て世間的にも「ウェブを使った採用活動」が一般化してきています。市場の動向も含めて解説します。

■企業側の人手不足感は最高水準

リクルート社の就職みらい研究所「就職白書2024」での調査では、2024年卒の新卒採用を行った企業の採用計画に対して採用数が「充足」と回答したのは36.1%「未充足」との回答は62.5%に上り、前年に続き最低値を更新、厳しい採用状況が続いていることがわかりました。

さらにその理由として最も挙げられたのは、前年の「内定辞退が予定より多かった」ではなく、「選考応募者が予定より少なかった」という回答でした。つまり、採用計画に対して採用人数が少なかったのは「母集団(エントリー数)の不足」が課題となっていることがわかります。


■求職者は企業のホームページを見ている

では実際に求職者は何を情報源として就職活動をしているのでしょうか?

株式会社キャリタスが就職活動中の学生に行った調査では、企業ホームページについて聞いています。結果、企業ホームページは「志望企業の研究に有益な情報源」として最多の62.4%「参考にしている」と回答しています。企業について深く調べる際の情報源として、企業ホームページは重要な役割を果たしていると考えられるでしょう。


また、同調査では「採用ホームページのデザインや情報が古いことによる志望度への影響」も併せて調査されています。
結果、ホームページのデザインや情報が古いと関心・志望度が下がることにとても影響する、やや影響すると回答した割合をあわせると、9割近くが影響があると回答しています。
ホームページは常に最新の状態にしておく必要があることがわかるのではないでしょうか。自社のホームページは最新の情報が掲載されているかどうか、一度見直してみましょう。

また、現代では企業ホームページの他にも、IndeedやGoogle しごと検索などに代表される、求人情報を集約する「求人情報に特化した検索エンジン(求人検索エンジン)」での就職・転職活動も一般化してきています。裏面ではその他の採用方法についてもご紹介します。


中小企業におすすめの採用方法

コロナ禍で進んだオンラインでの採用活動も今や定着、さらに対面での採用活動も戻りつつあり、その併用・使い分けが進んでいます。それに伴い採用活動自体にも様々な手法が登場してきています。ここではそれら数ある採用手法と、その中でも低コストで導入しやすいおすすめの採用方法3つについてご紹介します。

いくつご存じですか? 活用していますか? 近年登場したさまざまな採用活動方法

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(構成 / アイ・モバイル ITマーケティング研究所)

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