ITマーケティングNews vol.26
コロナ禍で好調なネット販売!今すぐ手軽に始めるには?
■ コロナ過で拡大!ネット販売に商機あり
ネットショッピング市場は、近年、成長を続けていましたが、コロナ禍がさらなる拡大を後押ししています。緊急事態宣言が発出された4月以降、ネットショッピング利用世帯の割合は上昇し、初めて5割を突破。1世帯あたりのネットショッピング支出額も増加傾向にあります。
そんな中、売上・客数減少に悩む多くの企業が、ネット販売に商機を見出そうと参入する動きが活発化しています。
これからの時流に適応した販路開拓のため、今こそネット販売を始めてみませんか?今回は、今すぐ始められる方法をご紹介いたします。
■ ネット販売方法は大きく3つ、お勧めは?
インターネットで商品を販売するには、主に3つの方法があります。真っ先に思い浮かぶのは、楽天市場やAmazonなどの「ECモールへ出店する」、または「ネットショップを開設する」という選択肢ではないでしょうか?
それぞれメリットもありますが、後述のとおりコストや手間がかかるため、負担に見合う収益が見込めるか十分な検討が必要です。
ネット販売が初めての場合は、まずはコスト・手間が最もかからない「ホームページで販売する」ことから始め、ネット販売のコツや売れ筋商品を見極めるのがお勧めです。
■ ECモールへの出店は圧倒的な集客力が期待できる一方でコスト大
ECモールとは、複数のショップが集まったインターネット上のショッピングモールで、メリットはなんといっても圧倒的な集客力です。ECモール自体の知名度・信頼度が高く、お客様も安心して購入できます。また、商品ページはフォーマットが用意されており、デザインを考える必要もなく簡単に出店可能です。
一方、デメリットとしては、コストの高さが挙げられます。初期費用や月額費用の他、売上に応じた手数料がかかるのが一般的です。また、出店数が多いので、数ある店舗・商品の中で、自社の商品が埋もれてしまいがちです。表現の自由度に制限があり、価格以外での差別化が難しいため、価格競争に陥りがちというデメリットもあります。
そこでお勧めしたいのが、会社または店舗のホームページで販売する方法です!
■ ネットショップはコストが抑えられる分、開設・管理の手間が発生
ネットショップを開設するには様々な方法がありますが、BASEやSTORES、カラーミーショップなどのネットショップ作成サービスを使って開設すれば、導入コストを抑えられます。ECモールよりはデザインの自由度があり、ある程度独自性を出すことができます。
一方で、集客は自力で行う必要があり、効果が出るまで時間がかかります。また、自社でネットショップを開設・管理しなくてはならないので、大きな手間が発生する点がデメリットです。ホームページを持っている場合は、ホームページとネットショップ2つを管理することになり、手間は2倍になります。
最も手軽に始められる!ホームページでの販売方法
どれだけ売上が確保できるか見通せない中で、そこまでの費用や手間をかけられないという企業も多いのではないでしょうか?そんな時は、まず自社のホームページで販売できる仕組みを作りましょう。ホームページに右のような注文フォームを設置するだけで手軽に始められます。注文商品や支払方法、配送先住所など、最低限必要な入力欄があれば十分です。購入者の利便性を高めるために、インターネットで購入する際の主流の決済手段であるクレジットカード決済も用意しておくのが望ましいですが、代金引換や銀行振込でスタートするのも良いでしょう。
ホームページで販売するメリット
◎ デザインや表現の幅が広く、存分に商品の魅力をアピールできる
◎ 商品情報以外も掲載できるため、信頼感を高められる
◎ ホームページとは別にネットショップを開設する必要がない
◎ すばやく販売を開始できる
「ネット販売が初めてで手軽に始めたい」「まずは数点の商品を試しに販売したい」「開設・運用の手間をかけたくない」、このような場合は、ホームページでの注文フォームを利用した販売がお勧めです。
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(構成 / アイ・モバイル ITマーケティング研究所)
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