仕上がりと納期にこだわる内装・リフォーム会社の“想い”
埼玉県川越市でアパートや戸建て住宅の内装工事・リフォームを手掛けるインテリアシン。仕上がりの良さと工期通りの施工で大手建築会社からも高く評価されている。事業に込められた想いやHP開設の経緯、今後の展望について代表の岡田真一氏に聞いた。
丁寧な仕事は職人の責務
――業容は?
岡田 川越市を中心に埼玉県全域で内装全般の仕上げ工事、具体的には壁紙やクッションフロア、カーテンなどの施工を行っています。現状では新築アパートの内装工事がメインで、建設会社が主な顧客です。一般家庭のリフォーム工事なども行っています。
――特長は?
岡田 丁寧で、工期通りの施工ができることです。賃貸アパートはオーナー本人が住むわけではないので、それほどクレームは多くなく、見えないところで手を抜く業者も少なくありません。当社は、同業者から「アパートなのになぜそこまでするの」と言われたりしますが、プロを名乗る以上、最低限の丁寧な作業は責務だと考えています。当社ではこれまで丁寧な仕事をする職人さんと良い関係を築くことに注力してきました。こまめに連絡を取ってフォローしたり、コロナの影響で最近はできていませんが親睦会を開いたり、まずは職人さんから信頼を得られるように心がけてきました。あと、私自身「困っていたら助けてあげたい」という性分なので、急な呼び出しにもすぐに駆けつける。そうした仕事ぶりが評価となって今があるのかなと考えています。
――18年に法人化されました。
岡田 私はクロスの施工会社に18年いて、08年に独立。知り合いの大工さんから仕事を紹介してもらい、徐々に実績や経験を積んできました。大手からコンスタントにお仕事をいただき、売り上げも順調に伸びるなか、周囲のアドバイスもあって法人化に踏み切りました。これまでは会社の基盤を整えるのに精一杯でしたが、今後は顧客層を拡大し、より大きな建築会社あるいは個人のお客さまからもお仕事がいただけるようになりたいですね。内装だけでなく、水回りの総合リフォームなど、事業の幅も拡げていきたいです。
予想以上の出来に満足
――なぜHPを開設されたのですか。
岡田 これまで紹介経由で仕事を獲得してきたことと、私自身パソコンが苦手だったので、HPは作っていませんでした。ただ、法人化して事業を拡大するにあたり、名刺にURLが記載されていないだけでも不利になるのではないかと考え、開設することにしました。今はHPのない会社は信用されません。税理士の先生からアイ・モバイルさんを紹介され、実際に担当の方とお会いしたら信頼できると感じてお願いすることにしました。経営者仲間から「制作会社に依頼すると70万円くらいかかるよ」と聞いていましたが、見積もりでは30万円ほど。費用の面も問題なく、即決でしたね。
――初期制作サポートプランを選ばれた理由は?
岡田 自分では作れないというのと「とりあえずHPが欲しい」「名刺にURLを記載できればいい」という気持で選びました。必要な情報をしっかり用意すればアイ・モバイルさん側でページを作ってくれるので、私は確認するだけ。非常に助かりました。まず対面で打ち合わせをして、あとはメールや電話のやり取りで、最終確認はオンラインでの打ち合わせという流れ。非常にスムーズで内容もしっかり作り込んでいただけたため、修正もほとんどなく、想像以上に簡単にHPを作ることができました。また、納品時には1時間ほどの操作説明があり編集方法もレクチャーいただき、今後の更新に対する不安も払しょくされました。本業が忙しくなるのでプロに編集を依頼できる更新代行のオプションの申し込みも考えています。
――出来上がったHPをご覧になった感想をお聞かせください。
岡田 予想以上に良かったですね。特にファーストビューで画像やキャッチコピーが切り替わるのが気に入っていす。サイト全体のデザインについては、「名刺が黒基調なので同系統の色にしたいけど、黒一色だと重すぎる」という私の意見を的確に汲み取っていただき、グレーのスタイリッシュな背景にしてもらいました。太陽の光が射しているようなグラフィックもイメージ通りでした。同業他社のHPと見比べても自信を持てるクオリティです。21年5月に依頼して6月には完成というスピード感も良いですね。アクセス数も想像以上に多いなという印象でした。
HP経由の顧客獲得へ
――今後HPにはどのような情報を載せていきたいですか。
岡田 まずは、リフォームの事例を載せていきたいですね。やはりお客さまが見られた際に、仕上がりのイメージがわきやすいように写真も掲載してビフォー・アフターの違いを比較できるようにしたいです。また、クロスや設備などの商品紹介のページも追加したいですね。月1回、できれば1~2週間に1回更新する必要があると思っています。ただ、ブログはお客さまと認識のズレが生じるリスクもあるので、あくまで施工事例や商品紹介を丁寧に行うことがベースになります。また、より上位表示されるよう、SEOについても強化していければと思います。
――効果が楽しみですね。
岡田 今まではほとんど紹介案件でしたが、HP経由で新規依頼をいただけようにしたいですね。ともあれ、「HPを開設する」というゴールは達成できました。ロゴマークや名刺、メールアドレスも刷新し、会社としての基盤が整ってきたという実感があります。次は、アイ・モバイルさんのサポートを受けながらHPを作り込んでいく段階。今後は水回りのリフォームにも事業を拡大して、埼玉県全域でお客さまを獲得していきたいと考えています。今は新型コロナやウッドショックの影響で業界全体が低調ですが、時間的余裕がある今をチャンスと捉え、HPを整えていきたいと思っています。
この度は取材にご協力いただきまして、ありがとうございました。
株式会社インテリアシン
住所:埼玉県川越市的場70-7
TEL:049-237-6058
URL:https://www.interior-shin.co.jp/
(インタビュー・構成/アイ・モバイル 株式会社)
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